azumur

2018.09.09
テキスト:柊明音

生きるのが辛いときこそ休日を

 なんだか今日は嘘のように穏やかな一日を過ごせた。今日は日曜日で、明日は月曜日で仕事が待っていることには普段と変わりないんだけど、先週は金曜日も休みだったので三連休だった。

 週五日勤務から週四日勤務に変更することを派遣会社に頼んだのが先月の末。代わりのひとが見つからない場合は金曜日も出勤する羽目になるのだが、それでも金曜日が休めるかもしれないという事実は、自分でも驚くほどに良い影響をもたらしてくれた。今週の金曜日も休みが確定しているので気が楽だ。

 仕事内容や収入面を考慮すると、きっと多くの方々から「甘えているんじゃねえ!」といった非難を浴びそうだし、経済面のことを考えるとシフトを一日減らしている場合でもないのだが、たった一日の余白によって得られたこの心のゆとりは、とても一日分のお金では追いつかない。

 それに週四日でも働けている自分を自分で褒めてあげたい。この二年間で多くの理不尽で苦しい出来事を経験し、一時期は人間不信に陥って家を出ることすらままならない状態だった。こうして働けるようになるまでに、こうして日記を書けるようになるまでに、多くの時間を費やした。

 いつも金曜日の夜に五日分の疲れを背負って帰宅し、土曜日と日曜日の過ごし方から気分まで毎週同じことを繰り返しているようだった。一週間、一ヶ月があっという間に過ぎ去っていき、そこには自分が生きたという実感がまるでなかった。

 休日が一日増えたというだけで、いつも通りのサイクルをちょいと崩してあげることで、こんなにも楽になれるとは思わなかった。仕事が死ぬほど嫌で仕方ないわけではない。楽しいと思うこともたくさんあるし、働かせてもらえることに感謝すらしている。それでも“あと一日”が必要なほどに、私は疲れていたのかもしれない。

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