azumur

2018.09.15
テキスト:柊明音

できなかったことよりも、できたことをほめたい

 時刻は深夜二時。軽快で甘美な歌に酔いしれて救われている自分がいる。

 「本当はこんなつもりではなかった」という出来事もいくつかあった今日一日。それでもめげずに自分で自分の尻を叩いた今日一日。

 どんな些細なことでも大層なことでも、結局は自分の受け止め方次第だと思う今日この頃。

 ビールを調子に乗って十二杯も飲んでしまったのは反省すべきだと思う一方で、本当に疲れていたり悩んでいたらそこまで飲酒することもできないのだから、私はそれを祝福すべきなのではないか?

 実際誰にも迷惑をかけていないし、気持ち悪くなって嘔吐するわけでもないし、こうして日記を書くことだってできる。何か嫌な出来事があったりとか、誰かに傷つけられたりだとか、負の感情に包まれてお酒を飲んでいるわけでもない。

 明日の朝になったら、どうせお腹の調子が多少は悪くなるのだろうけど、お酒を大量に飲んだら調子が悪くなるのは当然のことなのだから、いちいちジタバタしたりウジウジしたりせずに、今この瞬間の自分を受け入れてあげるべきなのではないか?

 なんだか今日の私はいつにもまして前向きだ。前に倒れることはいい。後ろに倒れ込むよりずっといい。

 今日は土曜日で、明日は日曜日で、明後日は祝日でよかった。だからこんなにも心にゆとりがある。時間は有限で、誰に対しても残酷なほどに平等だ。だから私は「お金」よりも「時間」を尊重することを選択した。

 お金は節約するなり稼ぐなりしていくらでも帳尻が合わせられるけど、奪われた時間だけは取り返しがつかない。お金を使いすぎても、自分だけの責任なので自分だけを責めることができる。そこに他人が関わってくると奪われたお金や時間に対して強い憎悪や嫌悪感を抱くことになってしまう。

 できなかったことも多い一日だったけど、できたことも多い一日だった。私はその「できたこと」を胸に抱いて眠りたいと思う。今日も私を何不自由なく生かしてくれてありがとう。おやすみ世界。

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